中国デザインレポート

中国の今のデザインを紹介してます。

書体が可愛い!マンゴー牛乳

f:id:shikasoul:20170531233744j:image

 この商品名を日本語に訳すと「マンゴー牛乳」になります。

水々しいマンゴーの感じがとても出ていて、レベルの高いタイポグラフィデザインだと思います。もしかすると、牛乳の液体のイメージもあるのかもしれませんね。

f:id:shikasoul:20170601005154j:plain

商品全体の写真ですが、インド産のマンゴーと書いています。また商品名の「芒果牛奶」の下に書かれている漢字以外の文字はインドのヒンディー語でしょうか。日本では比較的「日本人に読めない」っていう理由で装飾のために外国語の文字は入れないことが多いようですが、中国では積極的に取り入れます。

中国と同じ中国語が公用語の国である台湾では、日本語が入っているとより高価で質の高い物というイメージがあるため積極的に使われていたりします。

中国では例えば韓国料理店や化粧品店や雑貨店ではハングル文字が装飾的に入っていたり、店員さんも「いらっしゃいませ」の代わりに「アニョハセヨ」と言ったりするのをよく見かけます。こういった外国語を雰囲気づくりの手法として、取り入れている場合が日本よりも遥かに多いですね。日本ってやっぱり他文化に対してまだまだ硬く鎖国気質だと感じます。

新商品 アイスが溶けた!

f:id:shikasoul:20170601035109j:image

チープでポップで可愛いですね。CMYK印刷(家庭用プリンターと同じインクの色)だと思いますが、インクを混合せずに純色のシアン、マゼンタ、イエローの3色構成にすることで可能な限り鮮やかな色にしており、目立ちます。

また商品名は「アイスクリームが!溶けた!」で、「アイス?それとも飲み物?どんな食感?」という興味を引きます。背景のベクターアートもアイスが溶けたようなビジュアルかつ、チープな色に造形がうまく合っているように思います。続いて、使用している書体は角を丸くして溶けたアイスのイメージに寄せています。

 

f:id:shikasoul:20170602225136j:plain

ちなみに飲むときは、右上の切り口から切った部分にストローを刺して右の膨らんだ部分を持って飲みます。

気になる味は、蜂蜜フレーバーのヨーグルトでした。なんだヨーグルトかよ!と思う人思いるかと思いますが、ただのヨールグトをパースペクティブを変えて新しい視点で売るというのは、デザインの核心だと私は思います。

でも、ここまで気合い入れて売るほどでもないと思いますが。。。

 

中国 南京の地下鉄ロゴが若干ダサい

f:id:shikasoul:20170527110126j:image

 

南京の地下鉄のロゴマークです。色は赤で目立つ上にシンプルで視認性も良い、形は丸くて使い勝手が良さそう、とロゴとしてもサインとしてもめちゃくちゃ優秀だと思うのですが。。。何かダサい。

何の花かわかりませんが、公務員が「南京の有名な花にメトロのMね!」って適当にパワポで作ってDTPオペレーターにこんな感じにやって」って発注してそう笑。

見ていると、ジオメトリック(幾何学的)なのに、それ故の美しさがないのは、比率が整理されてないのでしょうか。

f:id:shikasoul:20170527205454j:image

ちなみに乗車チケットは、中国のお隣の国の台湾と同じトークンです。

 

下水の蓋まで中国式

f:id:shikasoul:20170527103500j:image

先週に江蘇省省都南京まで旅行した際に見つけた下水の蓋です。

中国らしい特徴的な雲紋の様な柄が見られます。因みに雲紋はラーメン鉢などについているカクカクしたグルグル渦巻くアレです。

その中心に菱形にスペースをとって「汚」と書かれていますが、菱形に文字があると、「あぁ中国らしいな」と思わさせられますね。

マックで見つけた春節の広告です

少し前ですが今年の2月ごろに撮ったマクドナルドの広告です。超中国っぽい背景に、アメリカンカルチャーの代名詞ハンバーガーが置かれており、文化的には違和感がありますが、見た目にはそこまで違和感感じませんね。

僕が考える最も大きな要因としては、構成された全体の色合いが、そんなに違わないという点です。バンズ(パン)は茶色ですし、ケチャップは梅と同色。あえて違和感というと色相的で少し離れた、緑のレタスくらいなものです。

これは全く異なる文化も、色の工夫で1つの絵に溶け込ませられるという良い例だと思います。

味のある手描き文字


手描き文字に味があったので、ご紹介。
「車両は通れません」と書いた木版です。線がヨタヨタしているけども、くっきり描かれた線からは、何だか気難しそうな爺さんが描いてそうな印象を受けました。

「車の通行禁止」の後に、「なんか起こったら、自己責任だからな!」みたいな四文字が書かれてるのが、何をされるのか逆にビビります。


別のバージョンも。
しかし、何でアウトラインだけで、塗りつぶさなかったのか、この謎だけがまだ解けません。

文化大革命パロディの広告

前回に続いて、文化大革命パロディの広告です。4.8元(今のレートで79円)で会社作れるって書いてますが、きな臭い感じがしますね。